こんにちは
いつもお立ち寄り頂きありがとうございます
今回は老後資金の対策、つまり積み立てについてです。
積み立てをするには様々な金融商品があります。
どれがいいのか考えてみましょう。
1、老後にむけていくら準備しなきゃいけないか
老後にはいくら必要で、いくら積み立てないといけないかは詳しくは、前の記事を見ていただければと思います
公的年金と、退職金という2つの準備金があります。
仮に平均寿命の81歳まで夫婦2人で、月30万円で生活したとしたら、7,560万円必要です。
公的年金と退職金でおよそ5,140万円ですので、2,420万円を自分で賄うしかありません。
多くの人が子供の教育費の負担を終えてから集中して準備をしようと考えているようですが、親の介護、大病、早期退職など予想外の事が起きてしまうと貯めることができません。早めに着手しましょう。
2、貯金といえば銀行?
貯金といえば、多くの方が想像されるのは銀行の定期預金だと思います。仮に年利0.5%で月1万円を25年かけて貯めたらどうでしょうか。
元金が300万円で元利合計が約320万円です。
25年で20万円ですから、なかなか増えないですね。
同じ条件で逆に2,000万円を貯めようと思うと、月々63,000円になります。ちょっと大変ですね。
では、長期に渡ってコツコツ貯める為のポイントがあります
そのポイントを抑えていきましょう。4つあります。
①毎月貯める
②取り崩さない(貯金の目的をはっきりさせる)
③税制の優遇を利用する
④ある程度リスクをとる
①毎月貯める
毎月一定の金額を長期間貯めるには手間がかからなく貯めていることを忘れてしまうようなやり方がいいです。給与で天引きしてもらうとか、口座引き落としなどがいいです。知らず知らずのうちに、貯蓄ができています。また、『収入―生活費=貯金』ではなかなか貯蓄できないので、『収入―貯金=生活費』の体質にしましょう。
②取り崩さない(貯金の目的をはっきりさせる)
ある程度貯まってくると、教育資金や、住宅の頭金、車の購入のために使ってしまいがちですが、それでは老後資金の意味がありません。
目的をはっきりさせて、その目的ごとに貯金はしていくと取り崩さなくていいですね。
老後への貯蓄は途中で現金にできない、解約が面倒、ペナルティや手数料がかかる等、途中でやめにくいものがいいでしょう。
③優遇税制を利用する
通常の銀行などの利息には、実は税金がかかります。口座に入っているのは、税金が引かれた後の利息になります。できれば、利息に税金がかからないものや先送りできるものにしましょう。
④ある程度リスクをとる
貯める期間が20年30年と長いので、時間を見方につけたいものです。ただ時間が長いので安全性と収益性のバランスが必要です。今の日本では、リスクを多少とらないとお金を増やすことが難しくなってきています。より安全なリスクで時間を味方につけて大きく利息が取れるような商品が良いです。
それぞれを満たす金融商品
A ①、② 定期預金、定期積立預金
B ①、②、③ 財形年金、小規模企業共済
C ①、②、③、④ 個人確定拠出年金 生命保険
D ①、②、④ 投資信託や株式を自動積立
E ②、③、④ 企業型確定拠出年金(主に退職金)
全てを満たしているのはCですね。Cの中では生命保険がなじみ深いと思いますが、健康でないと加入できないので気をつけてください!
また、最近では、個人型確定拠出年金、Idecoも注目されています。
まとめ
老後資金の準備は、長い期間、根気よく続けなくてはいけません。その間には、住宅購入や、車の買い替え、子供の教育資金などの大きな支出も待っています。
これらを頭に入れながら、できるだけ効率よくお金を貯めていくしかありません。
まさに、「ありとキリギリス」の「あり」です。貯めれるときに少しでも貯めていきましょう。
今回も読んで頂きありがとうございます。
老後の積み立ての相談はFPが一番です。
必要な保証だけに絞ることが、保険料を安くするポイント。
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